楽譜 Sheet music and manuscript facsimile

 ご注文方法はいちばん下にあります。
 ハードカバーは金文字の反射によってうまく画像処理できなかった写真があります。他も実際の色合いと微妙に違う場合があります。ご了承ください。
 品切れ・販売終了の品が増えてきましたが、資料として当面掲載を続けます。

BR600 The Wooden Prince, study score
《かかし王子》全曲スタディスコア
10,000円(送料別)品切れ・販売終了

 バルトーク自身による最終的な改訂版。1932年。出版できないままアメリカに渡ったため、これが初出版。日本未初演。
 ハードカバー。

BR602 The Wooden Prince, piano reduction
《かかし王子》全曲ピアノ譜
6,000円(送料別)

 上記BR600のピアノ版。研究やバレエのリハーサル用に。
 ハードカバー。

BR605 The Wooden Prince, concert suite
《かかし王子》組曲スタディスコア
7,200円(送料別)品切れ・販売終了

 従来の2つの組曲(「小組曲」「大組曲」と呼ばれる)に満足しなかった作曲者の最終的な組曲。出版できないままアメリカに渡ったため、これが初出版。日本未初演。
 ハードカバー。

BR610 Bluebeard's Caste, study score
《青ひげ公の城》全曲スタディスコア
9,000円(送料別)品切れ・販売終了

 出版までの諸事情によって生じた版ごとの差異や問題点を解明した決定版。今後の標準となるべき楽譜。ハンガリー語と英語。
 ハードカバー。

BR612 Bluebeard's Castle, vocal-piano score
《青ひげ公の城》全曲ヴォーカル・ピアノ譜
5,400円(送料別)

 上記BR602のヴォーカル・ピアノ版。研究や歌手の練習用に。
 ハードカバー。

BR620 Cantata Profana, study score
《カンタータ・プロファーナ》スタディスコア
5,600円(送料別)

 本来のハンガリー語と英語歌詞。古いドイツ語版の問題点も改善されている。
 ハードカバー。

BR622 Cantata Profana, vocal-piano score
《カンタータ・プロファーナ》ヴォーカル・ピアノ譜
4,500円(送料別)品切れ・販売終了

 上記BR620のヴォーカル・ピアノ版。研究や合唱団とピアノのリハーサル用に。
 ハードカバー。

BR700 Cadenzas to Mozarto's "Concerto for Two Pianos"

モーツァルトの『2台のピアノのための協奏曲』カデンツァ

1,300円(送料別)

 バルトーク夫妻がデュオコンサートで実際に弾いていた楽譜。初出版。
 自筆譜ファクシミリつき。
 中綴じ(ジョイント止め)。

BR701 The Husband's Grief, for voice and piano

バルトーク《夫の嘆き》(独唱とピアノ)

1,300円(送料別)

 ルテニア民謡に基づくお茶目な替え歌。バルトーク最後の歌曲。初出版。
 自筆草稿ファクシミリつき。
 中綴じ(ジョイント止め)。

エピソード

 ニューヨークの西57丁目の同じアパートの隣人ケチケメーティ夫妻の夫婦喧嘩を茶化したもの。詳細は『父・バルトーク』の229-231ページ。完成稿の自筆譜が掲載されている。

BR702 Fifteen Hungarian Peasant Songs, for piano

バルトーク《15のハンガリー農民歌》(ピアノ)

1,500円(送料別)

 1994年の改訂(Universal Edition刊)で残した課題を解決した最終版。
 中綴じ(ジョイント止め)。

BR703 Allegro Barbaro, for piano

バルトーク《アレグロ・バルバロ》(ピアノ)

1,000円(送料別)

 1992年の改訂(Universal Edition刊)で残した課題を解決した最終版。
 中綴じ(ジョイント止め)。在庫はベージュ色と草色(写真)があります。

BR704 Out of Doors, Five pieces for piano

バルトーク《戸外にて》(ピアノ)

2,800円(送料別)品切れ・販売終了

 5曲からなる小品集。新しく発見された第3曲「ミュゼット」の2つの異稿を加えた。

 作曲者の希望で、2分冊(Universal Edition刊)ではなく1冊に。
 中綴じ(ジョイント止め)。

 エピソード

 第4曲〈夜の音楽〉に、バルトークの妹エルザが嫁いだ田園地帯のカエルの鳴き声を模した部分があります。詳細はスタイルノート刊『父・バルトーク』の213ページ。カエルのイラスト入り。

BR705 Ten Hungarian Folk Songs, for voice and piano

バルトーク《10のハンガリー民謡》(独唱とピアノ)

2,300円(送料別)

 第2巻BB43(Sz33a)。全曲は初出版。

 ハンガリー語歌詞の英語訳、自筆譜ファクシミリつき。
 中綴じ(ジョイント止め)。

 

BR706 Petite Suite, Piano Solo

バルトーク《小組曲》(ピアノ)

1,500円(送料別)

 2つのヴァイオリンのための《44の二重奏曲》より。
 1944年の改訂(Universal Edition)で残された課題を解決。

 中綴じ(ジョイント止め)。

 

 

BR707 23 Duos for Viola and 'Cello

ペーテル・バルトーク編《ヴィオラとチェロのための23の二重奏曲集》

2,000円(送料別)

 2つのヴァイオリンのための《44の二重奏曲》から。初出版。

 中綴じ(ジョイント止め)。

 

 

BR708 Bela Bartok's Early Piano Works

《ベーラ・バルトーク 初期のピアノ作品集》

5,600円(送料別)

 2010年刊。
 バルトークがアメリカで準備しながら出版できなかった幻の曲集。本人による「序文」と手を入れた楽譜をもとに編集。
 曲目:《14のバガテル》《スケッチ》《2つのエレジー》《2つのルーマニア舞曲》。バルトーク自筆の珍しいイラストつき。

 英語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、日本語で表記・解説。日本語担当は村上泰裕。

 ハードカバー。

BR709 Five Songs, Opus 16, Text by Endre Ady, voice & piano
バルトーク《5つの歌曲》作品16、エンドレ・アディ詞
3,500円(送料別)品切れ・販売終了

 曲目:《3粒の秋の涙》《秋のざわめき》《 私のベッドが呼ぶ》《ひとり海辺で》《お前のところに私は行けない》の5曲。

 歌詞はハンガリー語のみ。訳詞に英語、フランス語、ドイツ語。アディの小史、写真つき。

 参考音源:Kun Ágnes Anna-Borbély László-LIVE
 ハードカバー。

 

 

BR800 Viola Concerto, Facsimile of the autograph draft

バルトーク《ヴィオラ協奏曲》自筆草稿ファクシミリ

9,500円(送料別)品切れ・販売終了

 シェルリが補筆完成した遺作。近年ペーテル・バルトーク&ネルソン・デラマジョーレによる新版もあります。本書は自筆草稿のファクシミリと解説。
 日本語担当は伊藤信宏氏。

 ハードカバー。

エピソード

 1953年、遺産管理人がペーテルに「《ヴィオラ協奏曲》の自筆草稿を早く返せ」と連絡。ペーテルは「LPレコードのジャケット撮影後に返した」と答えますが、管理人はペーテルの過失で紛失と主張しました。管理人はさまざまな手立てでペーテルを揺さぶると共に、法廷では言い逃れを繰り返しました。結局、自筆草稿は遺産管理人の死後の1972年、彼の自宅から発見されました。ペーテルが20年間苦み抜いて再度手に入れた自筆草稿を、原寸大のカラー印刷で提供。

BR801 Liebeslieder, for voice and piano

バルトーク《愛の歌》自筆譜ファクシミリ(独唱とピアノ)

2,800円(送料別)

 1900年、19歳の時の作品。リュッケルト、レーナウ、ゲーテの詩に基づく計5曲。初出版。
 手書き清書の美しい楽譜ですが、演奏用ではなく研究用と書かれています。
 中綴じ(ジョイント綴じ)。

 

 

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 お求めは「注文・お問い合わせ」ページから、(1)ご希望の品、(2)送り先のご住所とお名前、(3)ご希望の発送方法 をお知らせください。総額や振込先をご連絡差し上げます。

 振込先は山形銀行かゆうちょ銀行。発送方法はゆうメール、ゆうパック等、できるだけご希望に応じます。中綴じの楽譜はメール便が可能です。

ニュース

2024年1月5日

あけましておめでとうございます。
LPレコードの残りの在庫を確認してそれぞれに記載しました。
2023年2月9日のご案内は予期しない多忙さによりまだ実現できていません。今年は進めるつもりですが、お探しのバルトーク関連楽譜(日本版・外国版)や書籍(日本語・外国語)があれば、遠慮なくお問い合わせください。

 

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2月9日

状況の変化に伴い、これまで入手した楽譜や書籍(多くは古書)、それに自費制作楽譜の処分を少しずつ始めます。「ショップ」→「新・特別提供」

 

2023年1月28日

ショップの「品切れ・販売終了」が増えています。カタログ上は記念碑的に残しておきますが、ご入り用の品はお早めにご注文ください。

 

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4月15日

ペーテル・バルトーク氏の遺灰はウィスコンシン州マウント・ホーワープの墓地に埋葬されました。

 

4月13日

国内の倉庫の片隅にあったLPレコード20品を特別入荷しました。それに伴い一部の「品切れ・販売終了」の表記を外しました。どの品も残部稀少であることに変わりはありません。また、米国バルトーク・レコーズのウェブサイトが閲覧できなくなっているのを確認しました。

 

4月12日

『カンタータ・プロファーナ』のヴォーカル・ピアノ版が販売終了しました。

 

2022年2月13日

CDの販売終了が3品目になりました。ご注文はお早めにどうぞ。

 

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11月15日 CD1309 カンタータ・プロファーナ/ヴィオラ協奏曲が販売終了しました。

 

11月1日 米国バルトーク・レコーズから荷物が届きました。特別なご厚意によるもので、これが最後と覚悟しています。LPレコードの一部は米国にも在庫がなく、入荷しませんでした。今後の入荷の見込みはありません。一方、これまで存在を知らなかったCD, BR1903が入荷しましたので、ご注目ください。

 

10月 米国バルトーク・レコーズは事業を停止しました。現地の商品在庫の今後についてはまだ決まっていない模様です。

 当方「バルトーク・レコーズ・ジャパン」は2010年からペーテルのささやかなお手伝いをしてまいりましたが、商品の入荷が途絶えた以上、在庫が尽き次第販売を終了するしかない状況です。

 当方ではすでにLPレコードから在庫切れが始まっていますので(どの品も在庫数はほぼ1桁台です)、必要な商品がありましたら、お早めのご注文を検討くださるようお願いいたします。

 

2021年3月6日 『父・バルトーク』が好評につき重版となりました。おおむね初版通りですが、微細な修正と補記が入っています。今年はバルトーク生誕140周年ということもあり、引き続きご愛顧をよろしくお願いいたします。

 

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12月7日、作曲家ベーラ・バルトークの次男ペーテル・バルトーク氏が米国フロリダ州ホモサッサの介護施設で96歳にて永眠いたしました。葬儀についての情報はまだありません。この場をお借りし、生前のご厚誼を深謝し謹んでお知らせ申し上げます。

 

2020年7月1日 原因不明の腹痛で入院し、7日時点で継続中。病院のベッドの上の不自由な中で調査・執筆中です。現在、ご注文に対応できない状態になっています。ご理解をお願いいたします。(7月14日に退院しました。ご注文への対応も再開いたします。)

 

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2019年12月9日、今年も残りわずかとなりました。昨年末からの多忙さで手薄になっていて、一部在庫切れに今頃気づき、再注文するところです。

 

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2018年11月2日、2週間のアメリカ旅行から帰国しました。バルトークのアメリカ生活について調査が進みました。

7月23日、ご無沙汰しておりました。今年は特に多忙になり、目に見える活動ができずにいます。6月10日にちくま学芸文庫『バルトーク音楽論選』(伊藤信宏・太田峰夫訳)が出版されました。ハーヴァード大学での講義の日本語訳が初めて収録されました。

 

2017年6月16日、事後になり申し訳ありません。本日、NHK Eテレの『らららクラシック』バルトークの管弦楽のための協奏曲が放映されました。陰で少しお手伝いしました。ニュガトに「中国の不思議な役人」原作が掲載されて100年になりました。

 

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11月5日、品切れになっていたLPレコードの303, 313, 905が再入荷しました。

 

9月30日、帰国しています。ペーテルは車椅子等の補助が必要ですが、数m程度なら自分で歩くことができ、安心しました。いずれ当ウェブサイトで報告したいと思いますが、現在は多忙で時間がかかりそうです。

 

9月21〜29日、ペーテル・バルトーク氏のお見舞い他のために渡米します。

 

8月27日、LPレコードの303, 313, 905が在庫切れ・再注文中です。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

7月28日、次の日曜日はペーテル92歳のお誕生日です。昨年に引き続き、一緒に誕生日を祝うことはできませんが、9月にお見舞いに行けそうな状況です。昨年の転倒により車椅子生活ながら、お元気と聞いています。

 

7月9日、下記でご連絡したCDが再入荷しました。

 

4月27日、3種類のCDが在庫切れで入荷待ちになっています。予約注文は承りますが、別便で遅れて発送になる場合があります。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。1009(ベートーヴェンの弦楽四重奏曲)、1908(ティボル・シェルリ)、1914(ハンガリー民謡集)。

 

2016年2月10日、昨年末で欧州におけるバルトークの著作権が切れ、新たな出版等もあるようです。そのなかで粗悪品の売りつけや不誠実な対応(結果的に詐欺まがいな行為)を耳にしており、事前に確認して納得して利用されるようお勧めします。具体的にはここ。

 

7月21日、ペーテルの後継者で編集者のピーター・ヘニングス氏の手術が終了終了しました(これで2度め)。バルトーク・レコーズの中心人物の怪我と病気でさらに前途多難です。お二人のお見舞い用に千羽鶴を家族で折り始めていますが、どなたか可能な方、手を貸してください。ご希望の枚数の折紙を当方からお送りし、鶴を折って返送していただく形です。メッセージカードを加えるなどの工夫も歓迎いたします。

 

6月12日、ペーテル91歳のお誕生日祝いとお見舞いは、主に資金不足からほぼ断念。ただ、航空運賃が安い9月にお見舞いに行く可能性を残しています。カンパは最初の1件だけです。CD《物語》の訳を《おはなし》に変更しました。新たに「お客様の声」を作りました。ショップ→お客様の声

 

4月18日、ペーテルのリハビリの効果が芳しくなく、車椅子が必要となりました。そのため自宅やバルトーク・レコーズでスロープ設置工事が始まります。

 

4月10日、今月からメール便が廃止されています。代替手段を検討中で、クリックポストにも対応するつもりです。古い表記は順次切り替えていきます。

 

3月18日、まもなく2ヶ月になりますが、ペーテルは当初の予定を越え、現在も病院でリハビリを続けています。快復を祈るばかりです。

 

1月28日、クリスタルリヴァー市のセブン・リヴァーズ・コミュニティ病院に入院中のペーテルは食欲があり、ベッドから起きることもできています。バルトーク・レコーズの職員が自家製のスープを毎日届けています。歩行訓練も含め、あと2週間ほど入院が必要とのことです。

 

1月23日、下記のように書いたところ、さっそく第1号のカンパを頂戴いたしました。もう感謝でいっぱいです(涙)まとまった数になったらご報告することを考えています。

 

2015年1月20日、ペーテル・バルトーク氏が自宅で転倒し、腰の骨を折り入院しました。20日(現地時間)に手術が行われます。高齢のため、手術もリハビリも困難な道のりが予想されます。

 お見舞いの渡米も現実味を帯びてきました。当ショップの昨年1年間の総売上は10万円ほどで、余裕はありません。商品の積極的なご購入、あるいはカンパ(ご寄付)の形でご協力いただけたら幸いです。カンパの送金先は「ホーム」に紹介する専用口座で、あわせてメールで名乗っていただけますようお願い申し上げます。

 

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